電力小売
グリーン電力を供給
企業や自治体などの需要家の皆様のご要望に合わせて、新電力のリーディングカンパニーとして電気をお届けしてきた当社子会社のエネットと連携し、様々なグリーンエネルギーソリューションをご提供します。

NTTアノードエナジーで生み出した再生可能エネルギー由来の電力を民間企業や自治体向けに提供している事業です。
中でも民間企業に対しては、「コーポレートPPA」と呼ばれる仕組みを主に提供しています。こちらは、当社が民間企業の敷地内や遠隔地に専用の発電所を設置し、お客さまは維持管理費用なしで、使用した電力消費量に応じて料金を払っていただく仕組みです。2021年3月にセブン&アイ様へ提供開始し、さらなる拡大をめざしています。
一方、自治体に対しては、地方公共団体や地元企業と連携して、地域密着型の小売電気事業者「地域新電力」の設立、事業運営を進めています。
また、一般家庭向けには、NTTドコモが取次事業者、NTTアノードエナジーが小売電気事業者の役割を担う形で「ドコモでんき®」を2022年3月に提供開始しています。ドコモでんき®では、「ドコモでんき® Basic」という通常の提供プランと、CO2排出量が実質ゼロで再生可能エネルギー由来の電気を提供する「ドコモでんき®Green」の2つのプランを提供し、再生可能エネルギーの積極的な活用を通じた社会全体のカーボンニュートラルへ貢献しています。
コーポレートPPA
コーポレートPPAでグリーン電力を調達し、初期投資や維持管理費用をかけずに長期的で安定的なグリーン電力を供給します。
2021年6月にセブン&アイグループ×NTTグループの「協創」プロジェクトとして、国内初のオフサイトPPAによるサービス提供を実現しました。セブン‐イレブンとイトーヨーカドーの店舗に、遠隔地の専用太陽光発電所から再生可能エネルギーを安定的に供給できる体制を整えました。

地域新電力の運営に参画
当社では、地方公共団体や地元企業と連携して、地域新電力の運営に参画しています。地域新電力は、地域の特性に応じた発電施設から電力を調達し、公共施設や地元企業などに電力供給を行うことで、エネルギーの地産地消の推進役となっています。
NTTグループ向けサービス
NTTグループでは国際イニシアチブである「EV100」に2018年10月に加盟し、社有車(一般車両)のEV(電気自動車)化を進めています。
当社は、NTTビルの駐車場にEV充電器を設置し、社有車に充電するEV充電サービスを提供しています。充電器の遠隔監視・制御機能により、夜間を利用した効率的な充電(ピークシフト)や保守費のを実現しています。今後は、EVへの充電だけではなくEVの電力をNTTビルの電力需要に応じて放電(ピークカット)するスマート充放電サービスの導入を進めていきます。