TALK SESSION 働き方座談会

NTTアノードエナジーでは、社員全員がそれぞれスキルを伸ばし、より働きやすくより長く働ける環境の実現に向け取り組んでいます。NTTアノードエナジーの社員は、実際にどのような制度を利用し、どんな環境で働いているのでしょうか。
「働き方」をテーマに4名の社員に話し合ってもらいました。

MEMBER

  • 乾玲子

    総務人事部 制度企画部門
    D&I推進室

    乾 玲子

    Inui Reiko

  • 田中裕紀

    総務人事部 人事育成部門
    人事育成担当

    田中 裕紀

    Tanaka Hiroki

  • 田中裕紀

    東日本事業本部 企画部
    企画・総務担当

    横山 咲奈

    Yokoyama Sakina

  • 田中裕紀

    東日本事業本部 東京事業部
    東京東担当

    岡村 凌汰

    Okamura Ryota

#01

着実なスキルアップを促すため、
研修や制度をさらに充実

乾

まずは人材育成の研修や制度について話しましょうか。電力設備などの高い技術力がNTTアノードエナジーの大きな強みですが、社員がスキルを伸ばせる環境を整えることに会社が非常に力を入れていますよね。

田中
田中

そうですね。社内研修としては主に、入社1年目、2年目等の階層別に受講する「階層別研修」や本人の希望によりエントリーできる「選抜研修」、専門スキル向上を目的とした「技能向上研修」があります。その他にも、資格取得のための講座や通信教育、サブスク型マイクロ動画コンテンツなどの「自己啓発支援施策」、そして入社6年目までを対象とした「若手育成面談」などの育成プログラムを用意しています。
特に重要資格と位置づけている第三種電気主任技術者の資格については、社内講習や通信教育による取得支援、受験料の負担なども実施しています。

岡村
岡村

私も社内講習を受けて第三種電気主任技術者を取得しました。社内講習は、第一種電気主任技術者の資格を持ち、参考書も出版されている方が講師でした。講義はとてもわかりやすく、疑問点は質問することも可能なので、効率的に勉強を進められました。
資格を取得したことで、自分が大きく成長できたと感じています。専門知識を得て視野が広がりましたし、保守業務に対しての責任感もより強く抱くようになりました。

横山
横山

私はずっと人事や制度といったスタッフ系の業務を担当してきたので、人事管理・労働経済、労働法にかかわる課目を学べる「東京労働大学講座」という社外の講座を受講しました。私の周囲では会社の支援を受けて英会話を学んでいる人が多いですね。

田中
田中

各部門の裁量で、業務上必要なスキルについては社外講座の受講料等を支援しています。横山さんもそれを活用しスキルを磨いたわけですよね。また、英会話については、最近、オンラインで学べる支援制度を用意しました。

乾

会社の支援制度を利用することで、社員一人ひとりが自分の業務やキャリアビジョンに合わせてスキルアップを実現していけますよね。

田中
田中

今の若い世代の趣向に合わせ、今後は選択型の育成コンテンツを充実させる予定です。全員に同じ育成を行うのではなく、各々が自分の特性に合わせて成長機会を得られる環境の整備を進めています。

岡村
岡村

私は2020年度から開催されるようになった電力トレイニー研修を受けました。電力系の課題解決型研修であり、実践とリモートを合わせて半年ほどの大型研修です。難題が多く、膨大な経験や知識を得られて充実感に溢れた日々でした。

田中
田中

社員の高度な専門スキルを向上させるために、実務・実践を通した研修施策やOJT施策の充実も進めており、岡村さんが受講した電力トレイニー研修もその一環として開設したものです。現在は多くの研修をオンライン化しているのですが、やはり実践を通してしか伝えられない技術や知識がありますから。

#02

育児や介護の支援制度が整い、
安心して働き続けられる環境

乾

産休・育休の制度をはじめ、NTTグループではずっと以前から育児と仕事を両立できる環境を整えてきました。

横山
横山

私は産休・育休を取得して、2022年4月に復帰したばかりです。現在は時短勤務やシフト勤務の制度を利用しながら働いています。これらの制度のおかげで、子どもの保育園の送迎時間に合わせて勤務時間を調整できるので助かっています。

乾

私も2人の子どもを育てたのですが、私が育休を取得した当時から、NTTグループは最大3年間の休暇を取得できました。また、私は約10年間にわたって祖母の在宅介護をしていたのですが、職場の理解のおかげで介護・育児と仕事を両立することができました。

田中
田中

最近では男性社員の育休も増えていますよね。私の周りでも取得している人がいますし。

横山
横山

制度が充実しているだけでなくて、実際に制度を利用する人の割合が高いのもNTTアノードエナジーの特徴ですよね。育児や介護の支援制度が形骸化することなく、多くの社員に活用されています。

岡村
岡村

私の周りでは、体調を崩してしまった人がいるのですが、そうした方でも体調と相談しながら働き続けることができています。自分も体調を崩したりする可能性がある中で、万一そうなってしまったとしても働き続けられるというのは、大きな安心感があります。

田中
田中

時短勤務などで働いている社員に対して、周りがしっかりサポートする企業風土がありますよね。
一方で、時短勤務している人が短時間で大きな成果を出すことに、私はよく驚いています。

#03

働き方の選択肢が増える中で、
新入社員をしっかりサポート

横山
横山

育休から復帰したら、みんなの働き方が大きく変わっていて驚きました。リモートワークの人が増えて、育休を取得する前とは全然違います。それに、在宅勤務の場合は通信費・光熱費相当分としてリモートワーク手当が出ることにもびっくりしました。

岡村
岡村

保守業務の現場も柔軟な働き方へ変わってきています。朝礼や終礼、月次ミーティング等はオンライン会議ツールを使用し、リモートでの参加を可能としています。また、始業時間を柔軟にシフトすることで通勤ラッシュの時間帯を避けることができ、社員のストレスや疲労をかなり軽減しています。

乾

NTTグループは、働く場所を自由に選べる「リモートスタンダード」という理念を掲げて働き方を大きく変えています。コロナ禍が収束しても、柔軟な働き方を推進する流れは変わりません。

田中
田中

ただ、リモートワークを強制しているわけではありません。働き方、働く場所の選択肢が増えたと捉えてほしいですね。

乾

これまでは、仕事と生活のバランスを取る「ワークライフバランス」という考え方が主流でした。しかし今後は、自由な働き方の実践によって、家族、趣味、学びなどの生活のさまざまな要素の中のひとつとして仕事を捉える「ワークインライフ」を推進していきます。生活の質がより向上していくはずです。

田中
田中

リモートワークが増えている状況だと、これから入社してくる新入社員の方は、上司や先輩と関係性を築けるのか心配かもしれません。しかし、上司との定期的な面談を設けるなど、新入社員をサポート&ケアする体制は整えているので安心してください。

横山
横山

配属先の部署等でも様々な取り組みを実施しています。例えば昼休みに新入社員とみんなで会話をする機会が設けられています。そういう場を通して、すぐに馴染めるので心配しなくて大丈夫ですよね。

岡村
岡村

困ったときには上司や先輩へも気軽に相談できますし、社員同士お互いに助け合う風土もあります。

乾

これからは個人が働き方を選択していける時代です。
制度を導入していく立場としては、社員の声を聞き必要な環境は早期に実現していくことで、社員一人ひとりが成長し、持てる力を最大限発揮できるよう取り組んでいきます。

※組織名は取材当時のものです。