エネルギー流通ビジネス
スマートエネルギー
NTTアノードエナジーは、
NTTグループの技術や資産を活用して、
環境やエネルギーに関する
社会の課題を解決するために、
2019年6月3日に
日本電信電話株式会社の
100%出資により設立されました。
地球温暖化を
防ぐための取り組み
環境やエネルギーに関するもっとも重要な課題は、地球温暖化対策です。
地球温暖化とは、地球全体の平均気温が上昇する現象を指します。主に、CO2に代表される温室効果ガスの増加が原因とされており、私たちの生活や自然環境、経済活動に深刻な影響を及ぼす可能性があります。そのため、この課題への早急な対策が求められています。
NTT Green Innovation toward 2040
地球温暖化の課題に対して、日本は2030年度の温室効果ガス46%削減、2050年のカーボンニュートラル、つまり脱炭素社会の実現という国際公約を宣言しています。NTTグループは日本におけるエネルギー消費の1%を担っている責任から、2040年までにNTTグループのカーボンニュートラルを実現するビジョン「NTT Green Innovation toward 2040」を2021年に宣言しました。また、2023年には、サプライヤとの連携強化により、サプライチェーンでの温室効果ガスの排出削減を通じて、利用者であるお客さまを脱炭素とする、Scope3への拡大をめざすことも宣言しています。
NTTアノードエナジーは、脱炭素社会を実現するために、再生エネルギー発電の開発・獲得に取り組んでいます。
NTTアノードエナジーの事業内容
NTTアノードエナジーは、電源開発、調達、調整、販売までを一気通貫でつなぎ、4つの機能を使いながら発電から供給までを効率的に行う「エネルギー流通ビジネス」を展開しています。
エネルギー流通を支える 4つの機能
- グリーン発電
太陽光、風力、地熱、バイオマスなど、再生可能エネルギー発電所の開発・運営を地域と共生しながら着実に実施することで、NTTグループのカーボンニュートラルはもとより、脱炭素社会の実現に向けた効率的な発電事業の推進を担います。
- アグリゲーション
再生可能エネルギーの普及・拡大にともない生じる課題を、 需給バランスを調整する蓄電池やEMS(エネルギーマネジメン トシステム)により解決。企業や自治体等のお客さまはもちろん、日本全体のカーボンニュートラルに貢献します。
- 電力小売
企業や自治体(需要家)などのご要望に合わせて、NTTアノード エナジー子会 社のエネットを含む小売電気事業者と連携し、様々なソリューションて再生可能エネルギーを持続的にお届けしていきます。
- エンジニアリングソリューション
100年以上にわたり、通信ビルの電力システム構築・保守で蓄積した技術力とノウハウを活かし、 再生可能エネルギーや蓄電池、データセンターを中心としたエンジニアリングソリューションを 積極的に展開していきます。