
働く環境
入社後、どのように経験を積み、
どのように成長していくのか
3つのコース別にキャリアイメージの一例を
紹介します。
NTTアノードエナジーはあらゆるステージであなたをサポートし、
入社何年目かに関わらず、自身の専門性・
活躍次第でステップアップできます。


コミットコース

選択型コース
オープンコース
CAREER IMAGE キャリアイメージ


オープンコース
CAREER PATH 先輩のキャリア



最初の配属先は福島サービスセンタで、福島県におけるNTT通信ビルの電力設備保守・設計業務を担当しながら、受発電装置・通信用電源設備・監視装置について学びました。入社4年目に起きた東日本大震災での対応を通じて、通信ビルの重要性を再認識し、自身が復旧作業や復旧設計・再建を実施することで地域に貢献できることを実感しました。
支店での業務でベーススキルを身に着けた後は、本社での業務を経験しました。小規模の電源装置から新築ビルの大規模電気設備の構築まで、様々な規模の工事に現場管理者として携わり、お客様対応はもちろん、社内設計者や機器メーカ・施工会社との連携の大切さを学びました。現場責任者として関係者全体の指揮・調整に奔走し苦労するケースもありましたが、周りの支えを受けつつ実現することができ、大きな達成感が得られる仕事でした。自身の成長にも繋がったという実感があります。


「構築」を自身の軸となる専門分野とする中、米国での大規模プロジェクトに日本側のプロジェクトチーフとして参画しました。スーパーコンピューターへの電源構築、太陽光発電・蓄電設備、監視装置のシステム構築をするプロジェクトで、日本からの遠隔での確認や隔週での米国出張など、海外での伝達の難しさや規格・文化・考え方の違いに苦労しましたが、日米チーム一丸となって無事完遂できました。大規模プロジェクトの実現に貢献できた経験は自分にとっても得難い成長機会となりました。


東北支店エンジニアリングサービス部のマネージャーとして赴任します。この期間で記憶に残るのは、福島県有施設に当社の太陽光発電所を構築するプロジェクトです。プロポーザルによるお客様提案・設計・工事管理と一連のフェーズを、プロジェクトマネージャーとしてプロジェクト管理とチームの牽引に尽力しました。
完成後のセレモニーの際には、地域への貢献に対し地元の方から感謝の言葉をいただいたり、新聞・WEB記事に掲載されたりするなど、自分が社会に貢献できていることが実感でき、非常にやりがいを覚えた案件でしたね。
現在は再び本社に戻り、「構築」に関わる全社推進施策、社員育成、個別案件の支援を行う組織のマネジメントをしています。NTTアノードエナジーの事業を更に発展させていく中で、今後も社会への貢献に携わっていきたいと考えています。
専門分野コミットコース
CAREER IMAGE キャリアイメージ


専門分野コミットコース
CAREER PATH 先輩のキャリア



私が入社した当時は「専門分野コミットコース」がなかったので、初期配属は群馬支店のサービス担当でした。そこでNTT通信ビルの電力設備の保守・維持管理や設計とともに当社が構築した太陽光発電所の保守業務に従事しました。学生時代は電気系の専攻ではありませんでしたが、入社後に電験三種の資格も取得し、電気主任技術者として業務を行っていましたね。
その後、入社時より「再エネ関連の仕事がしたい」と希望し続けてきたこともあり、太陽光発電事業タスクフォースのメンバーに選任され、以降は太陽光発電などの「電源開発・運営」の専門分野を中心としたキャリアを歩むことになります。

当社の太陽光発電所の開発に従事し、地権者や近隣・行政との協議、事業収支の検討などを行っていました。発電所は20年以上の長期に渡り運用する設備のため、近隣地域の理解は不可欠です。相手の立場になって考え、どうすれば双方が納得できる事業になるかを常に意識しました。また同時に運用期間を考慮した設備仕様や収支検討が求められ、いかにして事業として成立させるかを学ぶきっかけにもなりましたね。毎日のように先輩に相談し、一喜一憂する日々でしたが、完成した発電所には今でも愛着を持っています。


チームを主導する立場となって従事したのは蓄電池事業に関する仕事でした。当時はまだ蓄電池事業が一般的ではなく、正解がない中で合意形成を図っていく必要があり、様々な立場・考えの人がいる中で、関係部署を巻き込みつつ、正しく情報を共有し検討を進めることを意識しました。
現在は、再び太陽光発電の仕事に戻り、低圧太陽光発電所の開発、他社発電所からの電力買取業務において、全体を俯瞰する視点を持ちながら、チームを動かし他社との連携を図っています。
新しい事業領域に携わることが多かった自分のキャリアですが、「できない理由」ではなく「どうすればできるか」を一緒に考えてくれた上司、先輩のおかげで常にチャレンジし続けることができました。次のキャリアステップでは、今度は自分が変化やチャレンジを前向きにとらえて楽しめるチームを作り、そのマインドを広めていきたいと思います。

勤務エリア選択型コース
CAREER IMAGE キャリアイメージ


勤務エリア選択型コース
CAREER PATH 先輩のキャリア



最初は兵庫支店に配属され、神戸を中心としたエリアのNTT西日本の通信ビル、電気設備の保守に従事しました。主に監視装置の更改業務が中心でしたが、電気設備と監視装置のつながりを認識することができ、「設備を知る」につながりました。同期のメンバー3人と共に実際に現場で動きながら、先輩社員の方々から仕事を教えてもらい、「団結力・チームワークの大切さ」を学びましたね。
2年目から姫路エリアに移り、電力総合業務を中心に現場作業に従事しました。電験三種の資格を取得したのもこの時期です。基本、仕事の話が来たら断らないスタンスでいましたし、子供も小さかったので、勉強時間を確保するのが大変でした。ただ、合格した時に妻が本当に喜んでくれたので、すべて報われましたね。
その後、電気主任技術者業務に従事することで設備単体からビル全体へ視野・スキルを広げることができ、「インフラを支える仕事」の誇り・やりがいをより一層感じられるようになりました。また、大規模災害(台風や東日本大震災など)時の復旧支援の経験をつうじて、被災者の方々の助けとなれる人材像を意識し始めたのもこの時期ですね。


7年目で神戸エリアに戻り、企画グループとして、現場業務の管理・サポートや原価管理などに取り組みました。以前とは異なり「会社の利益」や「組織マネジメント」を意識して仕事をするようになりましたね。
ここでの経験が、その後に従事することになった、大阪での各ビルマネージャの統制やデータセンターのサポート、保全担当業務の統括、コロナ禍での業務オペレーションといった業務を、円滑に完遂できたことにも活かされたのだと思います。
西日本のリーダー支店での「仕事に誇りを持っている人達」との仕事は刺激的かつ、新たな学びを得る場となりました。この時期に培った人脈などは、現在の私の業務において、企業や担当の垣根を越えた連携を実施するために必要不可欠なものとなっていますね。

現在はデータセンター担当として、NTTデータ、NTT西日本のデータセンター、ならびに電力総合業務を中心とした担当の業務を統括しています。
地震や災害時に行う復旧活動はもちろんですが、それ以上に日常の保守業務が社会インフラの礎となっているとも感じるようにもなりました。そして、それらはすべて誇りというカタチで自分に蓄積されているように感じます。
この会社の使命をやりがいに感じ、楽しめる気持ちこそが通信を途絶えさせないマインドだと考えています。次のキャリアステップでは、私自身が実感している「ビルを保守する楽しみ」を伝え、同じマインドを持つ仲間を増やすことをめざし、人材育成にも注力していきたいです。
